このブログで以前、「爪を噛んでしまう」という話をしたことがあります。
実は、息子も爪を噛むようになってしまいまして。
で、先日あまりにも噛み過ぎて、指先が化膿して緑色になってしまいました。
子どものことに干渉せず、細かいことは言わない、というスタンスのみい太もこれはショックでした。
「もっとちゃんと言えばよかった・・・。」
しかも、足の爪をむしる癖も発症してしまっていて。
もう爪が2ミリくらいしかない状態です。
テレビを見ながらボーっとしている時に爪を噛んだり、足を触ったりしているなあ、とは思っていたんですが・・・。
よくよく見てみるとそんな有様でした。
妻は驚き悲しんで、
「もう絶対噛むんじゃない、むしるんじゃない!」
と怒りました。
が、
以前も書いたように、これって
「噛むんじゃない!」
と言われても噛んでしまうんですね。
みい太も小さい頃からずっと怒られていたけど治りませんでした。
今でも、たまに噛んでしまうから、息子が噛んでいても注意できない・・・。
とりあえず、化膿したままはまずいので、近所の皮膚科を受信することにしました。
指を見て、皮膚科の先生もびっくり。年配の女性の先生でした。
「こんなになるまで噛んだの?」
どう反応してよいかわからず無言の息子。
息子としては、自分の恥部を見せているようで嫌だったのでしょう。
みい太だって自分の爪をまじまじと見られたら嫌だもんなあ。
心配な足の爪も見てもらいましたが、
「爪がほとんどないじゃない!」
という反応。
そこで、
言わなければよかったんですが、みい太
「自分も噛む癖がありまして・・・。遺伝するんですかね・・・。」
と言ってしまったんですね。
「お父さんも噛んじゃうの?」
と言われました。
信じられない、という反応でした。
意外とこれがショックで。
まあ、普通に考えればいい大人で爪を噛んじゃうなんて、恥ずかしいことだから、当たり前なんだけど、相手は医者だから、と思って恥を忍んで言ってみたんですよね。
「あなた、普通じゃないね。」
と言われたようで。
ずっと、
「人とは違う」という感覚をもっていたから。
息子の爪噛み癖については、
「どうしたら治りますかね・・・」
と言ってみたんですが、
「薬を塗っておけば、苦くてやめるかね・・・」
という感じでした。
「長男かい?ストレスかね・・・。」
とも言われていましたが、なんか近所のおばちゃんと話しているみたいで。
まあ、確かに近所のおばちゃんなんだけど(笑)。
「自分も一人っ子で・・・。」
と、話そうかと思ってやめました。
結局、塗り薬と化膿止めの薬をもらって帰りました。
たぶん、息子はこれからも噛み続けるでしょう。
でも、みい太も爪の形が変でずっとコンプレックスだったし、それを息子が受け継いでしまって、困ったなあ、申し訳ないな、という気持ちです。
でも、自分自身有効な解決策が浮かばないので何も伝えてあげられない。
なんだか、とても落ち込んでしまいました。
もっと、強くて頼りになる父親に憧れるんだけど、ずっと届きません。