教師という仕事は、感情労働だと言われますが、本当にそう感じることがあります。前にも書いたけど、自分なんて過剰適応気味のところがあるので、仕事が終わるととても疲れます。
「先に失礼しまーす。」(みい太は朝が早いので、結構定時退勤します。)と言って学校を出て、車に乗るともうスイッチOFFです(笑)。家でよく妻に、「笑顔がない!」って言われるんですよ。
でも、家に帰ると疲れていてエナジーがわいてこないんですよ。
学校での自分のにこやかさを見せてあげたい(笑)。みい太なんて、仕事中は、下手なサービス業の人より低姿勢で笑顔ですよ。
むしろ、最近のサービス業の人、愛想悪くないですか? 学校の先生、頑張っていると思うんですけどね。
以前、ある有名なホテルの温泉に、子どもの服を忘れたんですよ。風呂上りに子どもにオムツはかせて、服着せて、ってやっていたら、子どもが着てきた服を忘れてしまった。ちょっと遠かったけど、翌日取りに行ったんですよ。次の日に行ったんだから絶対あるだろうな、と思っていたんだけど。「そんなこんなで忘れちゃったんですけど、ありますか?」って言ったら、ちょっと奥のスタッフルームみたいなところに行って、戻って「いや、ないっすね~」ってぶっきらぼうな感じ。
まさに「笑顔がない!」って叱ってやりたい(笑)。
自分だったら、たとえなかったとしても「申し訳ありません~。二日連続で来ていただいたのに、もう一度しっかり探してみます!」とか、最低限努力する姿勢を見せるべき、と思うんですよね。学校で、何か子どものものがなくなったら、そういう対応ですよ。学校ってもはやサービス業ですから。保護者はお客様。売れないサービス業より、できる教員の方が接客スキルあるんじゃないですかね。
みい太は常にヘコヘコ、ヘラヘラしているタイプなので疲れてしまうのですが、常に何を言われても動じない、マイペースな先生もいます。こういう人が、定年まで安定走行で勤められるんだな、と思います。ハートが強いというか、鈍感というか。繊細でまじめなみい太は疲れちゃうの(笑)。
まあ、なにをもって「安定」ととらえるかは、難しいところですけどね・・・。