現在育休中のみい太。

2才の息子はすっかりパパっ子になってしまい、夜寝る時はみい太の二の腕や首筋をサワサワさわりながら寝るのがお気に入りになってしまいました。

素直に「かわいいなあ」と思います。

でも、一番上の息子は、小4になり、あまりしゃべらなくなりました。

かわいいですけど、「かわいい」の意味が変わってきて。

3才くらいまでの思わず笑ってしまうような振る舞いや可愛さはなくなりました。

子どもの「かわいい」期間も本当にわずかなものだな、と思います。

現在育休中ですが、育休を取らなければ、今のように余裕をもって子どもと接することはできなかったし、夜一緒に寝ることもなかったと思うので、本当に育休を取ってよかったな、と思います。

わずかな「かわいい」期間を見逃さず、そして、忘れずにいたいと思います。

ふと、「偉人」みたいな人はどのくらいまで無邪気でかわいかったのかな、と思いました。

超天才で、3才くらいで活字の本を読み始めて、みたいな話もあると思うので、そうしたら、あんまりかわいくない赤ん坊なのかなとか(笑)。

あるいは犯罪者。

凶悪犯罪、詐欺など、悪いニュースが連日報道されますが、そういう悪いことをした人も3才くらいまでは、自分の意思もほとんどなく、かわいい時期があったんですよね。

そう思うと、やりきれなくなります。

「パパ、パパ」と言っているこの子も凶悪犯罪者になる可能性があるのか・・・?

事件の報道でも、昔は明るくていい子だったのに・・・なんてよく聞きますよね。

生まれながらの完全犯罪者なんて、いてほしくないけど、どうなんでしょうか。

天才犯罪者、というのもあるのかなあ。

でも、やっぱり多くは生育環境だったり、世の中の仕組みに上手く適合できなくて、憎しみを募らせていったんじゃないか、と思うんですよね。

その過程を考えると切ない・・・。

みい太自身も小さい頃はかわいくて、親の言うことを全て聞いていたんだと思います。

でも、いつの日か、親の価値観に疑問を抱くようになり、いろいろな確執もあり、今ではほとんど話もしなくなってしまいました。

親子って本当に難しい。

自分も親に対して、複雑な思いがありますが、だからと言って、その反省を生かして、自分の子どもに対して「いい親」になろうとしても、なかなかなれません。

40年後、2才の子が今のみい太と同じくらいの歳になった時、何を思うのか。

みい太はその時、いなくなっているかもしれませんが、この子が人生を振り返った時に、親子のいい思い出が残っているといいな、と思います。

まあ、人生、そううまくはいかないだろうけど・・・。