10月に入り、だいぶ涼しくなってきました。暑いのが苦手なみい太としては、非常にありがたい。
今日は、9時に子どもを保育園に送って行った後、9時半開店のスーパーに食材の買い出しに行きました。
10分くらい早く着いてしまったので、開店まで駐車場で待つことにしました。
駐車場はみい太の車1台のみ。
エアコンをつけなくても爽やかな風が吹いているので、エンジンを切って、窓を開けて、スマホでラジオを聴きながらぼーっとしていました。
なんだか、この時間、すごく心地いい・・・。
ふと、どこからともなく、
「幸せだなあ・・・」
という気持ちが湧いてきました。
そう感じたのはどれくらいぶりだろうか。
平日の開店前のスーパーの駐車場でぼーっとする。
教員として仕事をしていた時は考えられない時間の過ごし方です。
まあ、リストラされたらこんな感じになるのかもしれないけど、みい太は自分で育児休業、という選択をしたわけだから、悔しさとか、怒りといったマイナスの感情はそれほどありません。
収入がない不安は多少あるけど、それ以上の価値が今の時間にはあると思います。
育児休業も半年が過ぎましたが、この期間で自分という人間が前より分かるようになってきました。世の中には、家事や育児をテキパキこなせる人もいるけど、みい太はテキパキとはできない、ということが分かりました。
色々なことをしようと思うと、一休みしながらじゃないとできない、ということも分かってきました。
仕事もそう。
教員という仕事はとにかくマルチタスクで、バリバリ仕事をしている人は本当に能力が高いと感じますが、みい太は違いました。年齢も中年なのでバリバリのポジションを期待され、それに応えようと、がんばりましたが、やっぱりできないものはできない。合わないものは合わない。
でも、それでいいじゃないか。
それが自分。
一休みしながらでも進んでいけるなら、それでいいんだ。
そう思えるようになってきました。
中年になって、ようやく自分軸というようなものができかけてきたのかな。
昔からいわゆる「いい子」だったから、言われたことをきちんとやる!という人生を歩んできましたが、「いい子」ってあまり幸せになれていない気がします。
周りが「いい子」って言っているだけで、本人は「いい」感覚はないだろうし。
みい太自身は、とても自己肯定感が低く育ってしまったなあ、と感じます。
でも、自分で選択して、育休を取って、平日の午前中、ぼーっとしている自分は嫌いじゃない。
どんなことでも、自分で決めたこと、というのは価値があるんだなあ。
そんなことを思った平日の午前中でした。