一番下の2才の子が手足口病になっています。手足口病は出席停止にはならないので、保育園に行かせてもいいのですが、口の中に発疹ができてしまい、痛がって食事が取れないので、とても行かせられる状態ではありません。
2才ですから、自分の状況がわからず、お腹が空いて、あれがほしい、これがほしい、と言うのですが、普通のご飯やお菓子は一口食べると痛くて吐き出してしまい、泣き出してしまいます。
お腹が空いているのに、食べられない地獄・・・。
結局、プリンとアイスくらいしか食べられず、体力も落ちて、体調も悪いので、機嫌も悪く、父と子二人の時間がどんよりと過ぎていきます。
前にも書きましたが、子どもの病気は親にとってメンタルをやられるものです。
こういう時は我慢の時。ひたすら時間が過ぎるのを待つしかありません。
帰宅した妻に相談すると、痛み止めの座薬を入れてみよう、という指示。
「痛み止めのアルビニー錠を3分の2だね・・・。次入れる時は6時間後ね。」
・・・もう、医者じゃないですか。
お母さん方って、子どもの病気に何度も接してきているから、経験値が半端ない。薬の名前も詳しくて、みい太はいつも聞き返してしまいます。アルビニー錠は座薬だということも初めて知りました。
お尻がかぶれていたら
「ロコイドアズノール塗っといて!」
とか・・・。
つくづく主夫として半人前だなあ。
なんか、感覚として新任の頃、クラスの子が大けがして、学年主任の先生に相談した時みたいです。自分で判断ができないんですよね・・・。
その後、下の子は痛み止めが効いてきたのか、柔らかいうどんをなんとか食べることができました。久しぶりに固形物が食べられてうれしそう。
もう、医者じゃないですか・・・(2回目)。
母って、まじすごい・・・。
翌日の朝、みい太の作った卵焼きを一口食べて、
「うまい~!」
と一言。みい太の料理で「うまい」なんて普段言わないのに・・・。
よほど、口の中が痛かったんだろうな、と涙が出てきそうになりました。
昼過ぎ、冷蔵庫を指さして、「ん~ん~」という息子。
「プリンでも食べたいのかな、昨日全部食べちゃったんだよな・・・」と思いながら、
「ヨーグルトでもいい?」と聞くと、首をぶんぶん横に振ります。
指さすところには、薬しかありません。
・・・ん?・・・薬?
あ、そうか!座薬を入れてほしいのか!
座薬を入れてもらうと、痛みが消えて、おいしく食べられることを学習した息子でした(笑)。
少しずつ回復しつつありますが、やっぱり家族みんな健康が一番ですね。
さて、日々、ドタバタの育休生活を送っているみい太ですが、この度、その育休の体験をまとめた電子書籍を出版しました。
「仕事のできない男は主夫もできない」
という本です。
自分の失敗談がほとんどですが、世の中のお母さんへの感謝と尊敬をこめて書いたつもりです。
今日(10月17日)の17:00から5日間、無料キャンペーンになりますので、よろしければ読んでみて下さい!