世の中が全体的に負のオーラでいっぱいだなあ、と思います。
ワクワク感なんて、まるでなくて、大人はみんな疲れていて。
耳にするニュースも暗いものばかり。
小4の息子も、「学校楽しくない」なんていう訳です。
今は、「学校」だけど、その内、「人生楽しくない」となってしまわないか心配です。
保育園に息子を迎えに行くと、子どもたちはみんなエネルギー満タンで、全力で遊んでいるんですよね。
でも、迎えに来ている保護者の方はやっぱり疲れています。
たぶん、みい太も疲れている感じなんだと思います。
子どものように、キラキラした感じのまま大人になれないものか。
いつのまにか、「疲れ切った大人・・・」という感じになってしまうのは嫌だなあ。
バカなことを言っているんでしょうか。
「あのねえ、大人がワクワクなんて馬鹿じゃない? 仕事は嫌でも生活のためにやらなきゃいけない。これ、当然でしょ?」
なのか。
2才の息子が車が好きだから、この前、車が出てくる映画はないかなあ、と家にあるDVDを探して、久しぶりに「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を見たんですよね。
デロリアンに興奮してくれるかな、と思って。
2才の息子はあまりはまらなかったけど(そりゃそうだ)、パパはめちゃくちゃ面白かった(笑)。
もう、子どもたちは誰も見ていないのに、パパだけ興奮して見ていました。
この映画がすばらしいからなのか、それを見ていた小学生の頃がワクワクと興奮に溢れた日常だったからなのか。
ワクワクしていた小学生は、いつの間にか、白髪交じりのおじさんになってしまいました。
でも、内面は子どものままのような気がします。
「大人な対応」というのがいまだに苦手で。
淡々と仕事をすることができませんでした。
教員をやっている時は、子ども達が楽しめるように、面白おかしい話や、休み時間の遊びに労力を使っていました。
でも、ちゃんとした先生的には、
「そんなじゃだめだ!授業で勝負できなくては!」
なんですよね。
でも、研究授業をたくさんやって、たくさん指導案を書いて、指導書を読んで、授業のねらいを明確にして・・・。
どうなんでしょう。
一向に不登校は減らないし、いじめもなくなりません。
多分この先もなくならないんじゃないか。
だって、今の学校は子どもたちにとって楽しい場ではないから。
学校が楽しければ、不登校もいじめも減るだろうし、
人生が楽しければ、自殺も犯罪も減るでしょう。
もちろんこれは理想論で、もちろん人生には辛いことがあるけど、せめて学校だけでも楽しくできないのか。
小4の息子に、
「楽しくなくても学校は行くもんなんだよ!」
って絶対言いたくないんですよ。
そもそも、先生方が楽しんでいない。
現場は楽しめるような状況ではありませんから。
先生方が毎日疲弊して楽しくないんだから、学校が楽しい訳ないんです。
先生方が、
「学校来たいな~」
っていう学校があったら絶対子どもも楽しいですよ。
「なんか楽しいから、勉強でもしてみるか」
ってなると思います。
みい太は教員を退職することにしました。
残念な思いもあるけど、体力的にも、精神的にも、時代的にも、「自分の思う教員」を続けられなくなってしまいました。
仕事を適当にはやりたくないし、「研究熱心」な教員もやりたくない。
出世にも全く興味はありません。
自分勝手ですが、自分にも子どもがいます。
子どもからしたら、父親が毎日暗い顔で疲れきっているよりは、収入は少なくても、生き生きしている方がいいと思うんですよね。
楽しく教員ができるのなら、やめなくてもよかったかもしれないけど。
いつの間にか、世の中にも、学校にも「楽しさ」がなくなってしまいました。
先生も楽しくない。
子どもも楽しくない。
世の中、みんな楽しくない。
なんだそれ。
もっと、みんな楽しみましょうよ!