先日、朝、3才の子を保育園に送っていこうとしたら、

絵本を手に持って、

「これ読んで!」

と言ってきました。

みい太は現在、子どもが通う保育園併設のフリースクールで勤務しています。

職場が保育園の敷地内でとても助かるのですが、一応勤務時間というものはあるので、息子の登園時間よりも少し早く登園しなくてはいけないんですね。

だから、少し焦りながら、

「でも、もう行く時間だよ」

「帰ってきてから読んであげる」

などと、なんとか、なだめすかそうと思ったのですが、息子の機嫌は悪くなるばかり。

みい太も少しイライラしてしまったのですが、

途中で、はっとしました。

「自分は、朝、本を読んであげる余裕もないのか?」

「なんのために教員を退職したのか・・・」

     ↓

豊かな人生を送るためだ!

と、いうことで、

胡坐をかき、息子を膝の間に座らせて、息子が手に持っていた

「こんとあき」

という本を読んであげました。

「次、どうなっちゃうんだろうね」

「どうなると思う?」

と話しかけながら。

息子は満足そうに読み終え、無事に保育園に行くことができました。

教員時代は、朝早く家を出ていたので、子どものことは全て妻に任せていました。

夜ならまだしも、

朝、出勤前に子どもに本を読んであげる

なんて、考えられないことでした。

教員をしながら、朝、子どもと向き合っている方はたくさんいらっしゃると思います。

みい太が精神的にいっぱいいっぱいの状態だっただけなんですけど。

教員を続けていた方が収入は多かったと思いますし、一般的な考え方でいけば、生活も楽で、子どももいい大学に行かせられるのかもしれない。

でも、

今は、朝、絵本を読む時間がある。

すごく価値のあることだな、と思いました。

たくさんの収入を得ることも大事だけど、

朝、絵本を読んであげることができる、というのもすばらしいこと。

息子を保育園に送り届けた後、

「本当に教員を退職してよかった・・・」

と、しみじみ思った話でした。