今回も、朝の保育園に行く前の時間のこと。

今朝、保育園に行く準備をしていたら、3才の息子が、

「パパー、なんでー、花はさくの?」

と言ったんですね。

慌てて少し考えて、

「なんでかねえ・・・。うーん、鳥とか虫に、花粉を届けてもらって、仲間を増やすためかなあ・・・。」

と答えました。

息子は、

「あー、そうかあ」

と言っていましたが、絶対わかってない(笑)。

多分、息子は、

「種の保存のために咲く」

ということじゃなくて、

「なんで、自然に花びらが開くのか」

ということを聞きたかったと思うんですよね。

冴えない回答をしてしまったなあ、と反省しました。

しばらくしてから、

「あ、これは金子みすゞの世界だ!」

と思いました。

まだ、教員だったころ、このブログに金子みすゞについて書いたことがあります。

久しぶりに思い出しました。

『不思議』

という詩がありますよね。

「私は不思議でたまらない」

から始まる。

息子の問いは、

その、

「私は不思議でたまらない、だれもいじらぬ夕顔が、ひとりでぱらりと開くのが。」

だなあ、と思いました。

3才くらいの子にとってみたら、世界は不思議だらけですよね。

その、3才くらいの子どもの視点で、世界を見ていたのが、みすゞさんだったんだなあ、と改めて感じました。

大人になると「あたりまえ」だらけになるんだけど、大人って結構分かっていないですよね。

自分だけなのかな。

「私は不思議でたまらない、誰にきいても笑ってて、あたりまえだ、ということが。」

多くの人は、みすゞさんの感性を理解しなかっただろうから、辛さもあったんじゃないでしょうか。

でも、なんとなく、笑いながら「あたりまえだ」という大人にはなりたくないなあ。

教員を続けていたら、こんな息子とのエピソードもなかったと思います。

また一つ、よい時間を過ごせました。