宿題って毎日出してますけど,子どもって意外と忙しいんですよね。

うちの子は、学校から帰ってきて、ちょっとだらだらしたいけど、習い事に行かなくちゃいけなくて、帰ってからじゃ時間がないっていうので、泣きながら宿題してます。

みい太はそんなに嫌だったらやらなくていいんじゃない、と言うんですが、妻が許さない(笑)

宿題はやらなくてはいけない、という意識は根深いです。

みい太はクラスの子が、忙しくてできなかったって言ったら笑って許しますけどね。

そもそも、宿題にそこまでの価値があるのか。 みい太は、教員になるまで、宿題は、毎日出すもの、という感覚がありませんでした。小学校の時の担任の先生が、毎日宿題出してなかったと思うんです。

今思えばすごく先進的な先生で、先生が一言もしゃべらない授業とか、今の時代から見ても斬新なことをやっていました。だから、毎日やる、っていう意識がなかったのかもしれません。

新任の頃、「今日は宿題なし」って言ったら、クラスの子が「先生、本当にいいんですか?やったー!」って盛り上がって。後で学年主任の先生に聞いたら「宿題は毎日出すものだよ」って言われて、「やば、うちのクラスだけ出してない!」ってなりました。

でも、宿題なんてその日の授業でやったことを頭で振り返るくらいでいいと思うんですよ。

泣きながら、いやいややった漢字なんて、なんて何も頭に入っていないでしょ。

この間国語のディベートの授業で、「宿題はあった方がよい」というテーマで賛成・反対に分かれて話し合ったんですよ。そうしたら、賛成と反対が同じくらいの人数になって。

賛成の側の子どもの意見で

「先生が、みんなに必要な内容を考えて宿題を出してくれているから、宿題はあった方がよい」

っていう子がいて。

泣けてきますよ。あ、いや・・・、そんな、別にやらなくてもいいんだけど(笑)。

反対の子の意見で、

「本当にやりたい勉強ができないから、宿題はあった方がよいという意見に反対」

って子がいて。そうそう、その通りだ!って言いそうになっちゃいました(笑)。

宿題、なくていいんじゃないかな。