自分が方向音痴だということに大学生くらいまで気づきませんでした。
あまり出かけるのも好きじゃなかったし、多分両親も方向音痴だったので、気づきづらかったんじゃないかと思います。
大学の時に、友達に
「なんであなたは、いつも人を先に行かせるんだ。」
と怒られたんですよね。
最初は意味がわからなかったんですが、無意識の内に人の後をついていくようにしていたんですね。いつも、なんとなく人の後についてしまっていたんです。
方向感覚に自信がないので、人の先に立って歩くような場面が苦手だったんでしょうね。
車の運転でも困りました。普通の人は感覚でわかるような近場まで行くのもナビを使わなければいけない。
よく、「一つ目の信号を左行って、最初の交差点を右ね」みたいなことを言われるんですが、「あ、はいはい、ありがと~」と言いながら、こっそりナビに入れますもんね。
迷いながら行くこと前提なので、出張なんかでも、めちゃくちゃ早目に出発します。運よく迷わなかったら車の中で30分くらい待つのがルーティーン。
まあ、その30分、嫌いじゃないけど(笑)。
若い時は先輩の後を着いていけばよかったんですけど、年を重ねると人を車に乗せて行事の下見に行ったりしなければいけないんですよね。
自分は性格上、車は人に邪魔されない個室感覚なので、誰かを乗せるのはとても辛いんです。
そして道に迷うところを見られるのも地獄。
二重でアウトです。下見の下見に行ったりしたこともありました。
今でもショッピングモールのトイレに入ると、出る時に来た方向と逆の方に行ってしまったりします。自分にとってはあるあるなんですけど。普通の人にとっては信じられないみたいで、
「なにふざけてんの?」っていう感じになります・・・。
めちゃくちゃ真剣だよ!