今日は、本当はスキーに行こうと思っていたのですが、やめてしまいました。子どもには「足が痛いから」とか「天気が悪いから」とか、言ってしまったんですが、正直言うと少し疲れていました。

前は冬休みになると毎日行ったりしていたけど、歳のせいでしょうか・・・。みい太はもともと体力があまりないので、子どもたちには申し訳ないな、と思いながら、お休みしました。

下の子は、朝「なんでスキー行かなかったの?」と言っていましたが、時間がたつと、スキーのことなんて忘れて、ガラスのコップで音楽屋さんごっこをしたり、しゃぼん玉遊びをしたりしていました。

スキーに行けなかったことを残念がるわけでもなかったので、ほっとする反面、うちの子達にとって、スキーって別にどうしても行きたいってものじゃないんだな、と少し複雑・・・。まあ、親の趣味で始めさせたものだしな・・・。

みい太には、子どもが4人いて、下の子はまだ1才です。前回スキーに行ったことを書いてから、一昨日また行ってきたのですが、その時は、1才の子以外の3人を連れて行きました。3番目の子は早朝に出発すると、いつも昼過ぎには眠たくなってしまうので、この日もリフトの上で寝てしまいました。

眠たすぎて「もう帰る!」なんて言って、いつもお兄ちゃんたちを困らせるのですが、お兄ちゃんは立派なもので、「じゃあ、帰ろうか」、なんて大人の対応をしてくれました。

今は、なんとなく親の言うがままについてきているけど、中学校に行ったら、部活とか勉強で忙しくなってスキーなんてやっている場合じゃなくなるんだろうな、と早くもさびしくなってきます。

「スキー行くか?」「無理。」みたいな・・・。

子どもとスキーに行くと色々と大変なことが増えるけど、後で振り返ると自分にとってはいい思い出になるんだろうな、と思っています。

子どもたちにとっては、これから経験する、たくさんの思い出に埋もれて忘れられてしまうかもしれないけど。

今日は、冬休み(教員特有の言い方ですが)最後の日でしたが、スキーに行くのをやめたので、特に何をするわけでもなく、1才の子と「おさるのジョージ」を見たり、散歩に出かけたりして過ごしました。上のお兄ちゃんたちは近くの親戚の子の家で遊んでいました。妻もそっちに行っていたので、二人きりの時間がたくさんありました。

ものすごく貴重な時間を過ごしているなあ、と感じました。

1才の子といると、ぐずったり、色々なものを汚したり、散らかしたり、すごく大変なんですが、この大変な時期もわずかなものです。上のお兄ちゃんたちはあっという間に大きくなってしまって、自我が芽生え始めて、なんでもかんでも「パパ~」と抱きついてくる、ということはなくなりました。

「この子たちが赤ちゃんの時って、どんなだっけ?」と思うくらい、あっという間でした。

だから、「今この子と一緒にいる時間はかけがえのないものだ」と考えるようになりました。子育てはすごくエネルギーを使うし、みい太も若くなくなってきて大変だと感じる時もありますが、

「子は3才までに全ての恩を返している。」

という言葉に深く納得してしまうくらい、かわいいと思える瞬間があります。

自分もそうだったんだろうか。

今、おじさんになった自分を見ると、信じられないけど、でも、絶対親にとってはかわいい存在だったはずですよね。

「親の心、子知らず」って言うから、親の愛情が子どもに伝わりづらいっていうのは普遍的なことなのかな。

でもまあ、気にせず一生懸命目の前の子をかわいがりたいと思います。

この1才の子が、自分の歳になった時に自分が生きているかはわからないけど、

もし、そんな時が来るなら振り返って後悔しないように。