はじめまして。「みい太」と申します。小学校の先生をしています。恥ずかしい話ですが、なんとなく教員になってしまい、なんとなく18年続けてきてしまいました。
若い時から人付き合いが苦手だったり、人とは違うな、ということが多く、教員になってからも随分苦労しました。
これは、失敗談としてぜひ、若い教員の方とか、これから就職を考えている方、あるいは、生きづらさを感じている人に読んでもらえたら、と思います。
でも、今困っているあなたの悩みを解決することはできないと思います。私自身、今現在悩み、迷っています。一人でも読んでもらって、共感してもらえればそれで満足です。
教員になったのは、たまたま親に言われて教育大学に進学したから。それだけです。今思えば昔から自分というものがありませんでした。
仕事はめちゃくちゃ辛かったけど、みんな社会人の人は「仕事は嫌だ」って言うじゃないですか。だから「みんな一緒。がんばらなくちゃ!」ってずっと思って死に物狂いでがんばりました。もっとしっかり自分に軸があれば、「俺には向いてない。やめよ。」とできたのかもしれません。
なんで教員になったの?って聞かれたら「子どもと遊ぶのが好きだから!」「教えるのが好きだから!」って、よくありそうな答えでごまかしていました。
元々人付き合いが苦手だったり、環境の変化が苦手だったりして生きづらさを感じることもあったのですが、自分の場合はそこまで重くなかったので、頑張ればなんとかなってしまいました。若い時は睡眠時間を削ればなんとかなって、そこそこの仕事はできました。
でも、40代になった今、後悔の思いが強いです。もっと、自分の「本当にやりたいこと」とはなんだったのかを真剣に考えておけばよかった。
職場では、もう中堅で、主任と名の付くポジションなんですが、キャリアを積み重ねている感じがしません。突発的な事態への対処も、とても苦手です。あたふたしてしまって…。若い先生の方がしっかりしていて、「こうした方がいいですよね!?」「そ、そうだね・・・」みたいな。いつも乗っかっています。情けない。
授業もきちんとできません。というか、若い時からずっとふざけた授業しかしてきませんでした。子どももその方が喜ぶじゃないですか。それが、個性的なよい先生だと思ってやってきてしまいました。
俺は子どもの印象に残るスーパー先生だぜ!みたいな感覚に酔っていたのかな。いつも、おもしろおかしく授業をして、若かったから人気もあって。
それが、いつの間にか歳を重ねて、いざ、若い人に教えるって時に中身がなくて教えられないんです。「これ、どうしたらいいんですか?」と聞かれて「いいよ、好きにやって」みたいな感じで、物分かりのいいベテラン風なことを言ってごまかしてしまう。その時の若い先生の怪訝そうな顔といったら…。
若い人の方がよく勉強しているし、自分は何も学んでこなかったんだ、と愕然とすることが何度もあります。
これは、また、詳しく話していきたいと思いますが、「自分は少しだけ発達障害傾向がある」って感じだと思うんです。大体、よく見聞きするのは、人とコミュニケーションがとれないとか、一方的にしゃべり続けるとか、聞きますよね。
自分の場合そこまでじゃない。頑張れば、何とかなる。頑張り様によっては、怠けている普通の人よりできることもある。
これが、自分にとってはやっかいだったなあ、と思っています。小さい頃から親が厳しくて、すごく勉強させられたので、なんとなく「できる子」って感じになって、自分でもできると思っていた。でも、実際は違いました。
生きづらさをしっかり解決してから、仕事につくべきだった、と今さらながら思っています。
これから、自分の人生を振り返る意味でもブログを更新していけたら、と思っています。よろしくお願いします。