前にも触れたことがある藤原和博さん(「教員の負担軽減について」参照)が、
「モードチェンジのすすめ」
ということを提唱しています。(「45才の教科書」ちくま文庫)。
自分の人生において、「転職」や「独立」などの大きな変化を経験する前に、小さな生活の変化の経験をしておいた方がよい、という考え方です。
「いつもの駅の一つ手前の駅で降りて歩いてみる」とか「昼休みに行く場所を変える」
とか、そんなちょっとしたことでもいい、と藤原さんは言っています。
みい太も、自分を変えたいな、という思いはずっともっていたので、(「健康が一番」「マン・イン・ザ・ミラー」参照)やってみよう!と思ったのですが、これが自分にとっては、なかなか難しかった・・・。
例えば、前にも書きましたが、みい太は早起きスタイルでずっと仕事をしてきたので(「早起き」参照)、この時間を変えるのはどうかな、と思ったのですが、変えようとすると、不安感とか、焦燥感が湧いてくるんですね。
ずっと朝5時~5時半の間に出勤していたので、6時くらいに出勤すると、時間がないような気がして「これもやらなきゃ、あれもやらなきゃ!」っていう感覚にとらわれてしまいます。
後、これは自分がちょっとおかしいのかもしれないけど、通勤経路も最短距離を行かないと何か落ち着かない。ちょっと遠回りして、いつもと違うコンビニ寄って・・・みたいな余裕をもつことができない。
自分の融通のきかなさを改めて痛感しました。
でも、出勤時間を変えたり、通勤経路を変えたりするくらいの変化ができなかったら、それこそ、ライフスタイルの変化なんて絶対にできないから、がんばりました。
今では、6時過ぎに出勤することも珍しくなくなりました。まあ、それでも、普通の先生に比べたら早いですけど・・・。
普通の人に比べたら、「何それ?」と思われるような小さな変化ですが、「千里の道も一歩から」。スモールステップで、来るべき大きな変化に備えたいと思います。