子どもが小学生になると、習い事をさせる、という方は多いと思います。みい太は学校の先生なので、クラスの子に習い事をたくさんしている子はたくさんいるけど、独身の頃は特に何も感じませんでした。

でも、自分の子どもができてからは、習い事にかかる親の労力、というものをとても考えるようになりました。

まず送り迎えがとても大変です。仕事が終わって、あるいは、仕事を早く切り上げて送りにいかなければいけないこともある。時間帯によっては、その前に夕飯を食べさせなければいけない時もある。その前に学校の宿題をやらせないと(宿題がやらなくてはいけないものなのかは検討の余地がありますが。宿題はあった方がよい…?参照)いけない時もある。迎えは夜遅くなるかもしれない。

習い事によっては、ずっと練習に付き添っていないといけない。一旦家に帰れない訳です。自分が好きな種目だったらいいけど、子どもの興味によっては、親が経験していない種目かもしれない。2時間くらい一緒にいて帰ってきて、それから家の洗濯、風呂に入れて、とやっていると、自分の時間なんてゼロです。

今自分の子どもはテニス、とハンドボールをやっているのですが、送り迎えだけでも、かなりの労力がいります。二つの習い事は送っていけば面倒を見てくれるタイプなのですが、もし、当番制でお茶出しとか、ボール拾いとかあったりすると、相当な労力です。

小学校の子どもで色々習い事をしていて、色々な能力を身に付けている子がいますが、本当にすごいのは親だなあ、と感じます。みい太自信ことを考えると、そんなに習わせられない。

そして、金銭面。余裕がないと、いくつもの習い事はできないですよね。でも、習い事をしていないと、ある程度の能力が身に付けられないのであれば、やはり貧困層と富裕層の子どもの能力の二極化は進んでいくだろうな、と思います。

小学生なんて、もっとゆったり過ごしたらいいのに、って思うんですけど、間違っていますかね。担任している子達もいつも何かに追われていてゆとりがない。

それからここだけの話なんですが、習い事をたくさんしている子、すごく優秀なんだけど、なんとなく人柄的に尊敬できない子が多いような気がします。

でも、たぶん、自分の子どもにたくさん習い事をさせられないみい太のひがみが入ってるからなんでしょうね…(笑)