勤務しているフリースクールは、おかげさまで現在毎日利用者がいる状態です。
昨年度4月に開所したのですが、半年くらい、誰も来ませんでした(笑)。
その時からすると、ありがたいことです。
インスタ等で毎日PRしても、地域のみなさんに知ってもらうというのは大変なことなんだな、と身をもって知りました。
フリースクールは、既存の学校の枠になじまない子どもが来ます。
だから、
「みんなで一斉に」
「宿題は毎日提出」
「いい姿勢で座る」
など、学校で求められることを指導することはありません。
うちのフリースクールでは、ですけどね。
毎日来る子もいますが、特にスケジュールは決まっていなくて、
「何やる?」
というところから始まります。
iPadで動画を見たり、任天堂スイッチでゲームをしたり、塗り絵をしたり、パズルをしたり、
自由です。
最近は、「ブラックジャック」というトランプで行うゲームが好きな子がいて、みい太も一緒にやりました。
カードを2枚めくって、合計が21に近い方が勝ち、というゲームで、紙でお金を作ってままごとゲームのような感じで楽しんでいます。
ギャンブル、と言えばギャンブルなので、教育上よくないのかもしれないのですが、
カードの数を足したり勝ったら掛け金が2倍になるなど、算数の要素もあるので、
「この子がどれくらい計算ができるのか」
を見極めることができて子どもの特性を知る役立つ面もあります。
何しろテストや宿題など一切ないので、こうした計算の要素が入るゲームは貴重です。
このゲームは客とディーラーに分かれて行うのですが、
みい太、このディーラーの役が苦手で。
教員時代も仕事ができなすぎて落ち込んで、結局退職したわけですが、
多分、元々処理能力がかなり低いのだと思います。
こういう、カードをシャッフルして配って、カードの数を計算して勝ち負けを判定して、掛け金を2倍にして返して、n
という作業がスマートにできないのです。
そもそも、カードを切る、という動作が上手くできない。
あと、子ども2人を相手にしている時に、同時に対応していくのも上手くできません。
子どもは結構目ざとくて、
「ちょっと!計算違うよ!」
「何やってんだよ!」
「もたもたすんなよ!」
などと言われてしまいます。
なんとなくコンプレックスを見破られたようで心がチクチク・・・。
通常の学校では、
「先生に向かってなんて口の利き方だ!!」
と怒られるような振る舞いも、「フリー」スクールだから、許されてしまいますし。
この辺、元教員としてはすごくやりづらい。
教員時代、いかに「学校」という枠組み、権威に頼って指導していたか、を思い知らされています。
「ちょっと、早く掛け金倍にして返してよ!」
なんて、文句を言われながら、退職後のキャリアはこれで本当によかったのか、
と、やや不安になる今日この頃です。